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キャッシングのための業者を選択する時のポイント

安全な業者か?

キャッシングを利用する上での絶対条件は販売している業者が正規の「登録業者」であり、安全な業者であることです。その点では、販売業者が銀行であれば100%問題がありません。

そして、消費者金融の場合は登録業者であることを見分けるために、登録番号をチェックする必要があります。正規の業者あれば必ず、「関東財務局長(1)第01234号」だとか、「○○県知事(2)第56789号」という登録番号が事務所やホームページに表記されています。

登録番号の無い業者は「闇金」ですので、絶対に手を出してはいけません。また、業界の自主規制機関である「日本貸金業協会」に加盟している業者であればさらにベターです。「日本貸金業協会会員第012345号」という番号が付いています。

金利は利息制限法の範囲内か

過去にはキャッシングの金利を規制する法律に出資法と利息制限法という2つの法律がありましたが、貸金業法が改正されたことで、現在では利息制限法に統一されています。

キャッシングにおける上限金利は借入額が10万円未満は20%、10万円以上100万円未満は18%、100万円以上は15%です。従って、それ以上の金利が設定されていれば違法であり、そのような業者は利用すべきでありません。

なお、上限金利以下であれば金利は自由に設定できるため、1%でも低い金利の業者を選んだ方がお得ということです。

貸出限度額

カードローンのホームページを見ると貸出限度額(貸出極度額)として、500万円・800万円・1,000万円などと表示されていますが、ほとんど意味がありません。

現在は貸金業法によって「総量規制」が導入されているため、年収の3分の1を越える借入ができません。従って、年収が300万円の場合は100万円までしか借入はできません。

なお、銀行は総量規制の適用を受けませんが、一般的に基準返済率(収入に占める返済額の率)が30%になっているため、やはり3分の1以上の借入は認可されません。ちなみに、銀行カードローンの審査は保証会社である貸金業者が行っているため、消費者金融の審査とほとんど変わりません。

即日融資

カードローンを利用する時というのは今日中にお金が入らないと困るということが多いものです。そのため、即日融資が必須になりますが、すべてのカードローンが即日融資に対応しているわけではありません。

一般的に、自動契約機を設置しているカードローンは即日融資が可能です。なお、クレジット会社のカードローンの一部で即日の振込キャッシングに対応しているものや、銀行カードローンの一部で口座保有者にのみ当日の内に口座に入金できるものがありますが、共に14時頃までに契約手続きを完了していることが条件になります。

即日融資が強みの消費者金融でも、プロミスは平日14時までにWEB契約完了が条件、モビットに関しては平日14:50までに振込手続き完了が条件となっています。そのため、申込時間が遅ければ即日融資を受けることは難しくなるのです。

借入方法

借入方法は主にATMからの出金と銀行口座への振込キャッシングの2種類があります。借入方法は多ければ多いほど利便性が高くなるため、例えば、ATMであれば、コンビニのセブンイレブン・ローソン・Enet(ファミリーマート、サンクス他) のATMがすべて利用できることが理想です。

その他、ゆうちょ銀行など提携金融機関が多いと利用価値が高くなります。また、貸金業者のカードローンはすべての銀行口座への振込キャッシングが可能ですが、銀行カードローンの中には借入金を自行の口座にしか振り込めないものと、他行の口座へも振り込めるものがあり、当然どの銀行口座へも振り込めるカードローンの方が有効です。

返済方法

返済方法も借入方法同様、手段の多い方が利便性は良くなります。いくら金利が低くても、またサービスが豊富でも、借入や返済に手間が掛かったり、費用が掛かったりすると、金利やサービスのメリットが薄くなります。

返済方法にはATMからの入金、銀行口座からの引き落とし、銀行振込、インターネット振込(ペイジー)などがあります。なるべく、多くの手段の利用できるカードローンを選択すべきです。

なお、ATMに関しては利用手数料を取るカードローンと取らないものがありますが、利用手数料というのは利用回数が多くなると利息よりも高くつくことがあるため、利用手数料が無料のものを選んだ方が賢明です。

字際には、すべてを満足させるカードローンは皆無なため、自分のニーズをより満足させるカードローンを選択するようにします。

消費者金融衰退の原因

個人が銀行からお金を借りるということは面倒な手続きがあったり、審査が厳しかったりして、即日に借り入れることができなかったため、すぐに借りられる利便性の高い消費者金融の利用者が年々増加していきます。

そして、消費者金融は成長を続け、2002年には消費者金融大手3社の武富士、アコム、プロミスが経団連に加盟するほど隆盛を誇るようになります。

しかしながら、消費者金融は利息制限法を超える高い金利を取っていたために、景気の悪化に伴って利用者の収入が減少し出すと借金を返済するために借金をするというような多重債務者が増加し、「サラ金地獄」という言葉もできるほど消費者金融のイメージは悪化していきました。

過払い返還請求訴訟によって破綻する消費者金融が続出

そして、平成18年に最高裁判所から貸出金利に対する違法判決が下されると利用者から一斉に「過払い金返還訴訟」が起こされるようになり、消費者金融の経営は一気に悪化し、破綻する消費者金融が続発します。

そのような環境の中、資金面での援助が必要になった消費者金融と、長年の景気低迷による企業への融資額の減少から個人への融資を強化したかった都市銀行の利害が一致し、消費者金融は都市銀行の傘下に加わります。

これで完全に消費者金融は独自経営から脱線し、銀行傘下になったことで今に至っています。

しかし、昔は経団連に加盟するほど、その勢いはすごく、テレビCMなどでは消費者金融のCMばかりが流れていた時期もありました。

そのことから苦情も増え、多重債務者の増加に伴って、法律もより一層厳しくなり、消費者金融は衰退していくのでした。

消費者金融誕生の経緯

現在の消費者金融の大手はほとんどが銀行の系列下に入っていますが、2000年代初め頃までは消費者金融業界全体が飛ぶ鳥を落とすほどの勢いがありました。

現在のような消費者金融が社会に出現するのは1960年頃です。

当時の日本は高度経済成長時代を迎えており、インフレによって物の価値が年々下がって行くため、それまで庶民の金融を担っていた物の価値をお金に交換する質屋が衰退していきます。

そして、社会環境の変化に伴って新たな貸金事業として現れたのが「団地金融(後のサラ金)」であり、無担保・無保証のサービスが大阪で始まります。

サラリーマン金融がサラ金の語源

当時の社会における就労形態としてサラリーマンという職種が定着しますが、現在とは違い終身雇用・年功序列・右肩上がりの年収によって将来の安定的な高収入が保証されていたために、社会的な信用が非常に高くなっていました。

そして、サラリーマンの典型的な生活スタイルが団地住まいであったため、団地で生活している人は所得の高い人という認識が持たれていました。

それが団地金融の出現の要因にもなっています。その後、サラリーマンであることが信用につながり、サラリーマンを主体にした無担保の即時融資が始まります。

それが「サラリーマン金融(サラ金)」と呼ばれる所以であり、担保が質屋における「質草(物)」から個人の「信用」へと変わった転換期でもあります。(出典:オリックス銀行カードローン審査の体験談!口コミも掲載